照明の話 | 有限会社 海老原建築

有限会社海老原建築

Column

2022.08.09

照明の話

照明の話です。

設計が進んでくると、照明計画も始まります。

照明には色々ありまして、

・天井に設置するシーリングライト、ダウンライト

・壁付けのブラケットライト

・天井吊りなどのペンダントライト

などなど。

天井から照らす照明が、全体の照度を取るにはコスパがいいですね。

ただ、天井から照らすとなると、天井に照明がペタペタ張り付いて、見た目もあまりよくない。。

それと、以外と部屋全体的に明るくすると、落ち着きません。

ということで、極力ブラケットやペンダントなどで計画をしています。

特にダイニングはペンダントライトがオススメ。

よく採用しているのは、ルイスポールセンの照明です。

PH5なんかが多いですね。

↑ こんなやつです。( by 「かすみがうらの家」 )

似たような照明が世の中にはたくさん出回っていますが、俄然PH5です。

写真を見てもらうとわかりますが、照明器具の上部から光を拡散してくれます。

ダイニング灯を付けると、周囲も明るくなります。

偽物はこの光の拡散がよろしくない。

ルイスポールセンなどデザイナー照明はけっして安価ではないので、拡散する照明器具を選定して、周囲の照明の数を抑えるように計画することが多いですね。

例えばこんな感じ。

↑ これは同じルイスポールセンのトルボーですね。( by「小川の家」)

こいつは一発で広範囲戦えます。電球も自分で変えられるので、明るさや色味も変えられます。

また、間接照明などで、直接光源を見えないようにするのもいいですね。

間接照明用器具と、造作で必要な箇所だけ照らすと雰囲気も出ます。

↑ こんな感じ。( by 「玉里の家」 )

器具の前に無垢材をぶつけて隠蔽。

ここは玄関なので、足元明るければ十分です。

というように、照明計画はほんとにピンキリ。

今後も照明については言及していこうと思います。