製図道具 | 有限会社 海老原建築

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Column

2024.02.20

製図道具

いろんな検討をするときやプランのエスキス段階など、手描きをすることが多々ありまして、その時に使っている道具がどんなものか。

ゼネコン時代から、細かい詳細図なんかはいつも手描きで描いていたのですが、最近になってプラン図も手描きでやるようになってきました。

シャーペンは去年ようやく買い替えました。

黒くてよくわからん。。(笑)

ステッドラーの製図用シャーペン 925 35 オールブラック。

メタルでかっこいい。。というのもありますが、製図用品はなんだかステッドラーが合うので昨年新調。ドイツ製ってなんだか安心。(日本ステッドラーの販売でしょうけど。)

それまではぺんてるのGRAPH600というシャーペンをものすごく長い期間使っていました。

シャーペンの芯は、御決まりで、

Ain STEINの2B。筆圧がないもので、決まって2Bです。すぐ折れますが、濃くかける。

レタリングや細い線をきれいに描きたいときはクルトガ。

こっちは芯はB。



三角スケールはこちら、

3連発で真っ黒でした。。メーカーどこかわからなかった。

変形が少ないので個人的にはこの金属製です。寸法を変えるときにまわすとカランコラン言いますが、一般的な樹脂製だと、使っているうちに曲がったりして正確に作図できなくなることがありますね。


定規はこちら、

ステッドラーのテンプレート。

一般的な長定規なんかは使いません。このテンプレート、曲がるし1/100の作図でも取り回しがよくて使いやすい。もう写真のこのコは何代目かわかりません。一部が割れたり、使い過ぎて摩耗してメモリがわからなくなったら代替わりして同じものをずーっと使ってます。もう15年近く使ってますね。


こんな風に、薬指を引っ掛けて線を引くと移動もしやすいし、図面の汚れも最小限で済みます。まげて固定するにはテンプレートが使いやすい。



トレペに使うペンには、

サクラクレパスのピグマ。01,005,003を使い分けてます。


図面の着色にはまたもやステッドラー。

カラト アクェレルという水彩色鉛筆。

なんと描いたあとに水でなぞると水彩になる。(溶けて絵具のようになる)

これいいじゃん、と大学のときに購入したものをいまだに使用。

ちなみに、水でなぞったことはほぼありません。。(笑)

最近はトンボから出ている、「色辞典」という色鉛筆のセットがとてつもなく気になっています。。

文房具、時代がデジタル化してもこだわりたいもんですね。選ぶのも楽しいですしね。